私たち「うぶすな」には、
ご縁をいただき特に崇敬する二社があります。
愛知県岡崎市の岩津天満宮。
御祭神は菅原道真公・天神様。
天神山に鎮座するお宮は自然の只中に在り、
参拝する人々にその霊気を分かちます。
和歌山県田辺市の熊野本宮大社。
主祭神は家都美御子大神。
熊野古道に導かる紀伊山地霊場の中心、
天地人を表す三本足の八咫烏がお使い、
甦りの神様です。
このふたつのお社に、
私たちは毎年師走、
大注連縄を奉納しています。
岩津天満宮には新しい年の抱負を象った
大注連縄。
熊野本宮大社へはお使い・八咫烏を象った
一対の大注連縄。
奉納は明年も絶えずものづくりを
行なって参りますという
それぞれの神様への誓いです。
新年を迎えるにあたり、
お正月様(歳神様)をお迎えするための準備が
注連縄作りです。
ご縁ある熊野のお使い・八咫烏さんを象った注連縄作りを
みなさまにお伝えしています。
これは、七五三縄(読みは同じ「しめなわ」)と記します。
七五三は人と人、人と世の中のつながりを表す数字。
八咫烏さんの導きをいただいて、
和やかな場を囲みながら結びのかたちを体験して頂いています。
※2023年ワークショップの開催は検討中です。