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うぶすな日誌

うぶすな日誌

 | うぶすな作業場から

作業場に春が来ました

皆さん、こんばんは。

今、うぶすなの作業場は春爛漫です。
先日お邪魔した注連縄屋さんで河津桜を沢山いただき、
各自のパソコン机、作業場、あらゆる場に花瓶がセッティングされております。
河津桜というと伊豆が有名ですよね。御存知の方も多いと思います。

 

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しかし注連縄屋さん、しとめた猪でも背負ってきたのかというほど豪快に枝ごと切り落としてくれました。
前回伺った際も枝ごとバサーッと柿の木を切り、両手にワッサワッサとたわわに柿が実った枝を持ち帰った事を、
昨日のことのように思い出します。
金太郎の気分になったのは生まれてはじめてでした。
そのときの旬のものや、お花を持たせてくれるなんてロマンがありますね。

おかげで、仕事しながらお花見気分が楽しめます。
こんな華やかな作業場、東京砂漠のような繁忙期では考えられません。

 

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私(子美)のパソコン机にも春が。
いつか、なぎ倒して「あ〜!やっぱりやった〜!」と涙目になりそうで恐ろしい。
こういう予感に限って当たるものです。

憧れの職業に、バカ殿の背後で桜の枝を両手に持って踊る桜娘があるんですが、
今なら桜踊りをするチャンスかもしれません。
娘とは決して言ってはならぬジェネレーションですが。

 

 

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 | うぶすな作業場から

注連縄武者修行

皆さん、こんばんは。

先日、毎年お世話になっている注連縄屋さんに、恒例のご挨拶に行って参りました。
昨年は平日の雨の日だというのに、高速が謎の大渋滞。
おまけに帰宅後酷い風邪を引き、もれなく午夫にも風邪を移すという散々な日でしたが、
今年は金曜夕方渋滞を覚悟していたのに、スイスイと渋滞知らず。
渋滞と女心と秋の空は読めませんね。

 

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注連縄屋さんの玄関先の写真です。
この、見事な注連縄を見て下さいな!
向かって右から、ひいらぎ、裏白、ゆずりは、裏白、馬酔木(あしび)の葉で強力な魔除けと縁起をかついだ注連縄です。
木の札は、16文キックの16文程あるんじゃないかという大きさです。

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歴史と経験が育んだ、お師匠の職人の手は実に立派です。働く男の手であります。
都市伝説かもしれませんが、最近は男性でも爪磨きをするのが嗜みと聞いた事がございます。
整備士さんは整備士さんの、職人さんは職人の手をしているように、
仕事が手を作るのではありませぬか。
ピカピカの爪した手よりも仕事が育んだ手の方が、個人的にはロマンがあって好きなんですが、
マイノリティなのでしょうか。

そして、私(子美)も注連縄の武者修行を。
檄を飛ばされながらもヒイヒイ言って完成しました。
足で押さえて、手で綯う、拠る、全身を使っての注連縄づくりです。
ヨガのポーズじゃないかってくらいの、ポージングで挑みました。

なかなか綯いが上手くいかず、師匠、酉子に「そうじゃなくて!」と突っ込まれながらも、
最後は体で覚えることが出来ました。
やはり頭で考えているうちはダメですね。
体にたたきこむ事が一番です。習うより慣れろです。あとはリズム。
スポーツも仕事もリズムですわ。これが崩れるとスランプのイップスですわ。

 

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これが私の完成形。
ちょっとボサボサですけど大満足です。
あ〜、ものすごく楽しかった。やはり一からのモノづくりは楽しいです。
ゾクゾクしますわね。
本当は稲から植えてナンボですけども。

 

 

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 | うぶすな作業場から

京都に行って来ました

皆さん、こんばんは。
花冷えと言うんでしょうか、夜になると春とは言え冷えますね。

先日、「申年」のえと縄研究の為に、滋賀と京都へ旅してきました。
いやあ楽しかった。楽しんでばかりではいけませんが、大変楽しい旅でした。

 

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まず、はじめに訪れたのが、下の写真にあります滋賀県は大津の「日吉大社」です。
神様の使いであるお猿さんの彫刻を、楼門の屋根下に4体見つける事が出来ます。

 

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大津SA入りの10時時点ですでにお腹が空き、豚まんをサクッとお腹におさめ、
すぐにまたお腹が空いてパニーニを食べ、京都へGOであります。

 

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行き先は、京都御所の「猿が辻」。
京都御所の鬼門にあたる東北東に猿が祀ってあり、このお猿さんが夜な夜な抜け出して通行人に悪さをしたのだとか。
それで、このように金網にとじこめられているのだそうです。
まるで尾崎豊の歌のようではありませんか。
お猿さんは、エモーションを押さえきれず街へ繰り出していたのでしょうか。
校舎のガラスは割らずに通行人へのイタズラですけども。

 

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そして八坂の塔からすぐの八坂庚申堂へ見学に。
くくり猿の中に、見猿、聞か猿、言わ猿さんがいるの分かりますか?
しかし現実に生きていると、この「見ざる、聞かざる、言わざる」は難しいですね。
気になって見てしまう、言わなくていい事に限って言う、つい興味が先立ってゴシップを聞きまくるなどなど、
煩悩が捨てられません。
そういう話題ほど蜜の味なのですもの。

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せっかく来たのだからと、歩いて清水寺へ。
自撮り棒の多さにびっくりです。あんなに市民権を得ていたとは!

 

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何だかんだで、やはり京都は楽しいですね。
路地の隅、古ぼけた看板、どこからも京都の残り香がいたします。
以前、テレビ番組で他県から京へ和菓子修行に来た女の子の話しを放送していました。
何度和菓子を試作するも「京都の和菓子ではない」と師匠からNGを出され、京都のお菓子とは何ぞやと悩みます。
師匠いわく、確か「はんなり」が京都の菓子だと。
「はんなり」!
あまりにもファジー(死語)な喩えに、私もテレビの前で悩んだものです。

「はんなり」は、今回、京都の旅で感じた京都の残り香みたいなものかすらと少し感じましたが、
果たして正解かどうか。
京都に生まれて育ってないと、難しそうな感覚です。
そんな事を「お腹が減った」と思いながら感じた一日でした。

 

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そして地元の方に大人気のラーメン屋さんでラーメンと焼き飯を食べ、大変満足で帰路へ。
いや〜満足でございました。
この経験は、きっと仕事に活きてくるでしょう!そうでしょうとも!ほほほ!

 

 

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 | うぶすな作業場から

まかないを振り返る

皆さん、こんにちは。

昨日は結構な雨降りでしたが、今日はポカポカいい天気です。
ただ惰眠をむさぼりたいですね、こういう日は。
「出かけたい」と思わず「寝たい」というところがイカンと思いつつも、
眠くて仕方ないエブリデイです。

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最近のブログは過去ばかり振り返っております。
本当は昨年アップしたかったのに。

本日は、うぶすなの繁忙期まかない事情です。
毎晩うぶすなの胃袋管理人CKOが作ってくれ、これが楽しみで働いているようなものでした。

毎日何を食べたか記しておいたものを、今見返してみると、やはり労働者仕様のガッツリメニューが多い気がします。
「肉」「ラーメン」「米」「カレー」
外食も含め、このあたりが多いですね。
やはり労働者には「早い」「うまい」「お腹満足」。
W炭水化物万歳です。
とにかく食べねば体と脳がもたないゆえ、やはり健全な魂には健全な食事が大事だと痛感しとります。

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 | うぶすな作業場から

冬の美味を頂きました

皆さん、こんばんは。
今日も寒い寒い一日です。
「犬は喜び庭かけまわり」という歌詞がありますが、
高級犬毛100%の飼い犬は、毎晩すごい勢いでズザーッとコタツに入って寝ております。
あの毛皮は何の為なのか、野生の証明を忘れたのかと毎日説教していますが、聞く耳を持ってもらえません。

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この写真は去年の年末のものですが、
内職スタッフさんに採れたての大根とカブ、みかんを頂きました。

繁忙期は体がみかんを無性に欲するので、
大変ありがたい頂き物です。
やはり空気の乾燥と、「何があっても風邪を引いて休む事は出来ない」という脅迫観念からビタミンスィーを自然と求めているのでしょうか。

しかし猫の手を100本ぐらい借りたい繁忙期は、スタッフ一同不思議と風邪を引かないのですよね。
やはり気を張っているからでしょうか。後は忙し過ぎて全く外出していないというのが大きいかと思います。
おかげで風邪を貰いようがないという。

完全にガラパゴス状態で疫病も入ってこないのですが、世間の情報を仕入れる余裕のない時期で、本当に世の中で何が行われているのか全然分かりません。

地球とは違う惑星で生きているのではないかとすら思うほどです。
タイトルの「冬の美味」から随分と話題がずれましたが、今は余裕が出来て地球で生きてる感満載です。
やはり地球がいいですなあ。

 

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