| うぶすな作業場から
皆さん、こんばんは。
桜が咲き始めましたね。
愛知県三河地方は「チラッ」とだけ咲いてます。
最近物忘れがひどいです。
特にひとの名前。
顔は思い出せるのに名前が出てこないというやつです。
普段の会話などは、
「あの、あれが」「それであれが、あの、ああなって」とか、
宇宙からの暗号を解くレベルで、何を言いたいのか分からないものになっています。
長く共に働いているせいか、一緒に働く酉子が長年連れ添った女房のように解読してくれるので助かっています。
薄れる記憶に反比例して、新しく増える無駄な知識。
いつも撮影をお願いしているカメラマンさんは、
大工が本業なのか、写真が本業なのか分からないほど、スタジオに玄人ばりの大工道具の持ち主です。
釘だけでも、見た事ないものが沢山。
わざと錆させているものや、ナミナミのもの、ペリカンのくちばしみたいなの。
何じゃこりゃです。
漢字が分からないけれど「あい釘」という名前だとか。
この知識、いつか使える日がくるでしょうか。
| うぶすな作業場から
皆さん、こんばんは。
先週の金曜日、お世話になっている伊勢の注連縄屋さんまで、
毎年恒例のご挨拶と、来年に向けて仕事のお話に伺って来ました。
一年に2回から3回は必ずお邪魔するので、
何だか仕事というより故郷に帰るような気分でおります。
注連縄だけでなくお米づくり、野菜、本当に色々とエネルギッシュに取り組まれており、
話しを聞くたびに、「ははー!」と頭が下がる思いです。
早朝4時ぐらいから仕事されているのに、
時には粋なステージ用の着物を着てカラオケ大会でハッスルするなど、
一生懸命働いて、息抜きしてのバランス感覚も素晴らしい。
我々のお師匠さんとして見習いたいものです。
この日は、三重のおいしい豚肉のしゃぶしゃぶをごちそうになりました。
散々食べて、とれたての立派なキャベツと沢山のネギまでお土産に頂き、
毎度のことながら、あたたかいもてなしには、ありがたくて涙が出てきます。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
来年の酉年に向けて、人形の試作づくりがはじまりました。
すでに煮詰まっております。
| うぶすな作業場から
皆さん、こんばんは。
今日は朝から、大人の写生大会に出かけていました。
えと縄を作るにあたり、毎春、その年の干支にちなんだ神社の視察に出かけているのですが、
来年の酉年にちなんだ神社がなかなか見つからなかったのです。
ちなみに昨年は、申の研究に滋賀と京都まで行きました。
ですので今年は生の鶏の生態を確認すべく、
仕事でお世話になっているタマゴ屋さんまで、全員で鶏のスケッチに出かけたわけです。
筆ペンでサラサラとスケッチする技を繰り広げ、
「デキル感」を全面に押し出してくる午夫。
ぐぬぬ!であります。
私は酉子が大掃除で発掘した「らくがきちょう」にボールペンで。
とんでもない芸術作品なので、ここに載せるのは自主規制します。
本物の鶏の筋肉のつきかた、動きを実際に見てみると、
思ったよりも「モリッ」と肉感的。
肉の部位がよく分かる筋肉の付き方といいますか。
しかもコケー!じゃなくて、ずっと彼女らは「クルルルルル…」と鳴いてました。
てっきり「クワー!」とか「コッケー!」だとばかり。
実際に見て、鳥のプロポーションも分かり、
そろそろ来年に向けて試作づくりが始まります。
さて酉年の「えと縄」は、どんなものになりますでしょうか。
| うぶすな作業場から
皆さん、こんばんは。
うぶすなの作業場では3時のおやつタイムがあります。
おやつを購入する係は酉子。
個包装になっている事、大きさがちょうどいいこと、お値段、トレンド、各自の好みを配慮し、
買ってきてくれています。
昨年のヒットは「サラダホープ」。
新潟のお菓子ですが、珍しく愛知のスーパーにも売っていたそうです。
さすが米処だけあって米の風味、食感、ちょっとしょっぱい感じ、実に素晴らしい!
季節感なくて申し訳ないですが、アイスコーヒーにも合います。
食の好みが大変厳しい、パートのYさんも絶賛でした。
Yさん攻略するのが酉子の一番の腕の見せ所なのです。
どうすれば喜んでくれるだろうかと、常に頭をひねっておる酉子。
「おいしい」と言ってくれた時などは、
野生動物が、はじめて人間の手からエサを食べてくれた時のように感激し、
後から酉子と「Yさんが美味しいと言ってくれた!やった!」と2人で喜んでおります。
おすすめです、サラダホープ。
| うぶすな作業場から
皆さん、こんばんは。
うぶすなの作業場は、基本自力、時に他力本願で仕事が行われています。
どういう時に他力本願が炸裂するのか。
それはズバリ「探し物」をする際です。
とにかく年末の繁忙期は出荷待ちの商品、検品待ち商品、色んな材料、スタッフと、
お腹をへこませて横歩きせねばならないほど、物であふれかえります。
昨日そこにあった物を、今日置いておけるスペースがなくなり、
急遽あらぬ場に収納される場合など日常茶飯事。
昨日あった物が今日あると思うべからず。
昨日のルールは今日通用すると思うべからず。
と、情勢が刻々と変わる国のごとく、とにかく「べからず」が多いのです。
過ぎた昨日は頭から放り投げ、今を生きるという一期一会を実践しておるわけですが、
探し物をする時は、頑張って自分で探すよりも人に頼った方が早いでございます。
その方法は、「探してる雰囲気を醸しながら途方にくれる」です。
最初から探す事を放棄して、決してオイラ頼りっぱなしじゃないよというアピールも見せつつ、
途方にくれるのです。ちょっとカゲのある雰囲気を演出して。
すると必ず、「何か探し物?」と天の声がかかるわけです。
これも猫の手も借りたい程の忙しさを乗り切る、皆の知恵です。
探す時間という無駄な時間を省き、それよりも優先事項を一蓮托生でこなさねばならぬゆえ。
その前に片付けよという話しかもしれませんけども。オホホホホ。
今迄探し人が取りかかっていた仕事から、「きっと今はこれを探しておるな?」と探し物を割り出し、
サッと必要な物が届けられるなどのサービスもあります。
人間関係がうまくいっていない職場だと、このような事は無理ですので、
頼りすぎず、頑張りすぎずのほどほどでいくのかよろしいかと。
ちなみに写真は、探し物緩和の為の救済措置「ポップ」です。
ちょっと遊び心もくわえてございます。
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