| うぶすな作業場から
皆さん、こんにちは。
昼休みナウなので手短かに。
昨日というか今日、またもや深夜、薄汚いシンデレラ状態で仕事をしていたのですが、
自分の仕事のキリがついたこと、もはや体力の限界!(BYウルフ)に陥っていたことで、
酉子と助っ人亥坊に「今日はもう23時半で帰るから」と言い残し、
帰り支度をしておりましたのです。
しかし帰る寸前、私の視界に入った酉子のある現象が私の足を踏み止まらせました。
なんと、必死に作業する酉子の眉毛がこつ然と消えていたのです。
酉子は夜になるとオデコが痒くなるという怪現象が続くそうで、
夜はデコ丸だしで仕事をしているので、余計にその眉毛が目立つのです。
しかも半分から消えるというのは女性ならば「あるある」で分かって頂けるでしょうが、
カミソリで一筋削ったように、まるでB-BOY風に眉毛が消失しておるのです。
「酉ちゃん!眉毛が一部断絶を!B−BOY仕様に!」と叫んでしまったほどです。
女性ならば死守したい最後の砦。
それこそが眉毛です。
ノーメイクでもせめて眉だけは何とかしたい。これが女心です。
そんな大切な眉毛が消失しても、仕事に打ち込む姿。
同性ならば、この姿を見ても帰れる人はいないでしょう。
わたくしは決心しました。
B−BOY眉毛を置いては帰れない。
山口百恵がマイクを置いて引退したように、
私もエプロンを脱いで置こうとしたものの、
「あとどのぐらい明日出荷分の制作残ってる?」と、
一蓮托生で共に戦うべく居残りを決めたのでございます。
何度も眉毛を見ては、思い出し爆笑をしながら。
以前の職場でウマの合わない女社長のもと働いた事がありますが、
社長室で疲れきった顔で、眉毛を消失しながら夜遅くに働く姿を見たら、
やはり、「この人を残して帰るわけにはいかぬ」と、
残って手伝った覚えがあります。
そのように心が動くのには、女性の眉毛が消えているか否かで決まるのだと、
昨日酉子のB-BOY眉を見て居残りを決めたことで痛感しました。
しかしそう考えると、疲れていても眉さえ消さず笑顔で働く、
飛行機のCAさんはプロ中のプロだと思いましたな。
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