| うぶすな作業場から
皆さん、こんばんは。
先日、毎年お世話になっている注連縄屋さんに、恒例のご挨拶に行って参りました。
昨年は平日の雨の日だというのに、高速が謎の大渋滞。
おまけに帰宅後酷い風邪を引き、もれなく午夫にも風邪を移すという散々な日でしたが、
今年は金曜夕方渋滞を覚悟していたのに、スイスイと渋滞知らず。
渋滞と女心と秋の空は読めませんね。
注連縄屋さんの玄関先の写真です。
この、見事な注連縄を見て下さいな!
向かって右から、ひいらぎ、裏白、ゆずりは、裏白、馬酔木(あしび)の葉で強力な魔除けと縁起をかついだ注連縄です。
木の札は、16文キックの16文程あるんじゃないかという大きさです。
歴史と経験が育んだ、お師匠の職人の手は実に立派です。働く男の手であります。
都市伝説かもしれませんが、最近は男性でも爪磨きをするのが嗜みと聞いた事がございます。
整備士さんは整備士さんの、職人さんは職人の手をしているように、
仕事が手を作るのではありませぬか。
ピカピカの爪した手よりも仕事が育んだ手の方が、個人的にはロマンがあって好きなんですが、
マイノリティなのでしょうか。
そして、私(子美)も注連縄の武者修行を。
檄を飛ばされながらもヒイヒイ言って完成しました。
足で押さえて、手で綯う、拠る、全身を使っての注連縄づくりです。
ヨガのポーズじゃないかってくらいの、ポージングで挑みました。
なかなか綯いが上手くいかず、師匠、酉子に「そうじゃなくて!」と突っ込まれながらも、
最後は体で覚えることが出来ました。
やはり頭で考えているうちはダメですね。
体にたたきこむ事が一番です。習うより慣れろです。あとはリズム。
スポーツも仕事もリズムですわ。これが崩れるとスランプのイップスですわ。
これが私の完成形。
ちょっとボサボサですけど大満足です。
あ〜、ものすごく楽しかった。やはり一からのモノづくりは楽しいです。
ゾクゾクしますわね。
本当は稲から植えてナンボですけども。
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